【Web制作】未経験フリーランスがいきなり継続案件を獲得した方法

未経験フリーランスが継続案件を獲得した方法

どうも、しめじです!

この記事では、未経験フリーランスとしてスタートした僕が、継続的に複数の案件を受注できた理由をお話します。

普段は営業のことをつぶやくことが多い僕ですが、実は営業をしていたのはフリーランスなりたての最初の1ヶ月だけです。

最初に1ヶ月かけてクラウドワークスで3つの案件を受注
 ↓
各クライアントさんから継続案件や紹介案件を頂く

こんな感じの流れでフリーランス生活6ヶ月目になります。

これにはもちろん運もあるんですが、僕なりに考えて実践していた部分があるので、その辺をサラッとご紹介していきます。

目次

未経験フリーランスが継続案件を獲得した方法

いきなり結論からですが、継続案件もしくは紹介案件を持っていそうなクライアントさんを優先的に選んで契約してました。

「そんなことできるんかい!」と思うかもしれませんが、実はできるんですよ。

継続案件、もしくは紹介案件を持っているクライアントさんには、属性に特徴があるんです。

その特徴はズバリ以下の通り。

クライアントさんは
選ぶべし!
継続案件を受注できるクライアントさん
  • 制作会社
  • 中小企業の社長
  • フリーで営業をしている方

これだけだと分からないと思うので、ぞれぞれもう少し詳しく解説します。

1.制作会社

制作会社さんへの営業は、単純に継続案件を取りたいならぶっちぎりでおすすめです。

というのも、制作会社さんなら一度契約してしっかり納品してしまえば、高確率で継続案件につながるから。

制作会社さんがフリーランスを求める理由はシンプルで、「人手が足りていない」からなんですよね。

自社でカバーしきれない仕事をフリーランスにお願いしたいという前提があるので、仕事があふれている限りは継続案件が見込めます。

しめじ

下請け的に働きたいなら、迷わず制作会社に営業がベストです!

2.中小企業の社長

中小企業の社長さんは、エンドクライアントの中でも特に継続に繋がりやすいです。

実際、僕の案件の中でもっとも多いのも、中小企業さんからの案件ですからね。

なぜ継続案件に繋がりやすいのかというと、以下の通り。

中小企業の社長さんが継続案件に繋がりやすい理由
  • 別事業のサイトの立ち上げを合わせて依頼されやすい
  • 予算のある会社だとコンサルや保守運用などで継続案件を受注しやすい
  • 社長さんの知り合いも社長さんということが多いので、紹介に繋がりやすい

僕の場合、1社のサイト制作を受注した結果、

  • 同社のECサイト制作2件(Shopify)、運用保守2件
  • 紹介で別会社からコーポレートサイト制作1件、ECサイト制作1件(Shopify)

これだけの案件を受注しています。

たった1社の案件がここまで広がるのが、中小企業の社長さんと繋がる大きなメリットですね。

しめじ

クラウドソーシングでも発注者のプロフィールなどに会社情報が書かれていることが多いのでチェックしてみましょう!

3.フリーで営業をしている方

フリーで営業をされている方と繋がるのも、かなり継続的なお仕事に繋がりやすいです。

というのも、フリーの営業の方でサイト制作の案件を抱えている時点で、サイト制作の需要がある業界とコネクションを持っている可能性が高いんですよね。

実際につながっている営業の方いわく、

「営業先で、意外とWebマーケティングやWebサイトが欲しいという話が出てくるから」

らしいです。

僕の場合、フリーで営業をされている方のサイト制作を受注した結果、

  • 同じ方からのWordPressサイト制作2件、システム実装・保守1件
  • クライアントさんの友達の営業の方からWordPressサイト制作4件

これだけの案件を受注しています。

もしご縁があれば、パートナー契約をお願いして自分の代わりに営業してもらいましょう。

しめじ

クラウドソーシングで出会える確率は低めかな?と思いますが、Twitter経由で繋がったりとかでも良いと思います!

案件を継続的に受注するためにやるべきこと

結論、しっかりとした対応を行うことに尽きます。

とにかく相手のためを考えて120%の力で動きましょう。技術うんぬんは二の次です。

…と言っても分かりにくいと思いますので、具体的には以下の4つのことに注意して案件を対応してみてください。

やるべきこと4つ
  • クライアントとのやり取りをマメに行う
  • 即レス、即行動を徹底する
  • 常にその時できる最高のサイトを提供する
  • アフターフォローまで含めて丁寧に対応する

それぞれ少しだけ詳しく説明しますね。

クライアントとのやり取りをマメに行う

いきなりサイト制作とは直接関係ないやんけ!って感じですが、思った以上に重要度が高いです。

なかなか連絡がないと、クライアントさんは不安になります。

  • 「ちゃんとサイト制作進んでるのかな…」
  • 「連絡ないけどこの人大丈夫かな…」
  • 「納期にちゃんと間に合わせてくれるのかな…」

などなど、連絡がないことは余計な不安を生みがちです。

こんな風に思われないよう、僕の場合は以下のような形で適度に連絡を取っています。

実際によく使っている具体的な方法
  • 進捗報告を週1回くらいの頻度で行う
  • ページが完成したものから共有してフィードバックをもらう
  • こちらから質問したい内容などをまとめて連絡する
  • 毎週か隔週、時間を決めてzoomで打ち合わせをする

不安が続くと転じて不満になってしまうので、クライアントさんとのやり取りは最低週1以上、こまめに行いましょう。

しめじ

クライアントさんの気持ちを考えて、不安を感じさせないように連絡を取ることが大切です!

即レス、即行動を徹底する

出ました。定番ですね。もはや色んなところで言われているので多くは語りませんが、めちゃくちゃ重要です。

人間よくも悪くも、連絡や対応が遅いと色々考えてしまうんですよね。

例えば、あなたも一度はこんな風に考えたことありませんか?

  • 「割と急ぎの要件だから返信早く来て欲しい…」
  • 「連絡がいつ来るか分からないからちょいちょい確認しないと…」
  • 「もしかして何かメールの内容まずかった…?」
  • 「対応あと回しにされてる…?」

お相手の事情もあるので言葉にして言う人はあまりいないと思いますが、レスや行動が遅いとこんな風に考えてしまいがちですよね。

ただ、こういったクライアントさんのマイナス感情って、実は即レス・即行動を意識するだけで全て解消されますよね。

圧倒的な早さだけで相手のストレスのほとんどを吹き飛ばせるなら、やらない理由はないと思います。

しめじ

僕は1〜2分で返信することが多いです。時間がかかりそうなら、先に確認の連絡だけでも送りましょう。

常にその時できる最高のサイトを提供する

これもよく言われますが、今自分にできる最高のサイトをクライアントに提供することを心がけましょう。

僕がより良いサイトを作る際に考えている点は以下の3つです。

今自分にできる最高のサイトとは
  • クライアントが作りたいサイトと、作った先に何を求めているのかを理解できるようにヒアリング
  • その目的に沿った理由付けのあるサイトを今持てるスキルをフルに使って制作
  • 実際に作ってみて自分が改善した方が良いと思う点を放っておかず、クライアントに相談する

この通りやる必要は全くないんですが、大事なのはより良いサイトを作ろうとしている自分像を常に意識しながら行動することです。

行動からあなたのやる気や、より良いものを作ろうという気概が見えれば、クライアントさんの満足度も結果的に高くなっていきます。

しめじ

クライアントさんはいつも僕たちの行動を見ています。常に見られている気持ちで、手を抜かずに納品まで進めましょう!

アフターフォローまで含めて丁寧に対応する

意外とやっていない人が多い気がするのが、納品後のアフターフォローです。

納品した後にクライアントさんが困らないように、クライアントさんが後々困りそうな部分を先回りして解決してあげましょう。

僕の場合、色々テストしながらやっているのですが、例えば以下のようなアフターフォローを行っています。

アフターフォローとしてやっていること
  • 初期不良対応・使い方サポート1ヶ月間無料
  • プラグインを含めた定期的なアップデート1ヶ月間無料
  • アップデートなどによる不具合対応1ヶ月間無料

このくらい対応しておくと納品に対する不安も減りますし、サポートが手厚いので印象も良くなりますよね。

加えて、1ヶ月間は関係性を保てますし、ここから保守案件につなげたり、運用開始後の問題点に対するご提案など、色々な展開を考えることができるのもメリットです。

しめじ

アフターフォローでクライアントさんも助かるし、僕たちも関係性を保ちながらご提案ができてwin-winです!

まとめ

継続的に案件を受注するには、まず継続案件を受注しやすいクライアントさんとお付き合いすること

そして、クライアントさんとの信頼関係を構築していくことが何より重要になります。

以下のように思っていただける状況を作れたなら、継続的に案件を受注する下地は十分出来ていると考えて良いと思います。

  • 「次も何かあったらこの人に頼めばいいな」
  • 「またこの人に頼みたいな」
  • 「1から人を探すくらいならこの人に頼もう」

発注する側に立ってみると、サイト制作をよく分からない人に頼むのはリスクが高いし、採用までにエネルギーも必要です。

そしてクライアントさんは、本質的には「Web全般を何かあれば都度任せられる人」を探しています。

そこに必要なのは、スキル感というよりは「安心して仕事を任せられるかどうか」なので、仕事を一緒にする上で不安を感じることのないコストが低い人が選ばれやすいです。

「またこの人に頼みたい」がベストですが、まずは最低限「1から他の人に頼むならこの人」という状態を作ることを意識して案件に取り組んでいきましょう。

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